• SESSION

  • 技術職座談会

仲間がいる。だから俺たちは前に進める。

TEMSの最前線で汗をかく、技術職の社員たち。今回、2007年入社の同期4名に集まってもらった。
若手時代のこと、今だからこそ思う仕事のやりがい、そして固い絆。TEMSについて、思いのままに語ります。

  • NAME :
    F.O.
  • JOINED YEAR :
    2007年 入社
  • DEPARTMENT :
    本店
  • SECTION :
    電灯電力
  • NAME :
    K.M.
  • JOINED YEAR :
    2007年 入社
  • DEPARTMENT :
    千葉支社
  • SECTION :
    信号
  • NAME :
    R.H.
  • JOINED YEAR :
    2007年 入社
  • DEPARTMENT :
    本店
  • SECTION :
    電車線
  • NAME :
    K.I.
  • JOINED YEAR :
    2007年 入社
  • DEPARTMENT :
    大宮支社
  • SECTION :
    通信

山を登った。絆を深めた。

TOPIC

新人研修について

K.M.

久しぶり。

K.I.

久しぶり。前回集まったのは1年前だったっけ?

F.O.

そうだね。他の同期と会ったりしてる?

R.H.

頻度は減ったな。それぞれ勤務地が異なるし、結婚して子どもがいる人もいるし。そう考えると、この4人は比較的会っている方だね。

K.M.

他の同期は元気かな? 新人研修のときが懐かしいよ。

F.O.

今は栃木県の小山に「TEMS技術学園」があって、そこで1カ月間泊まり込みで研修をやっている。俺たちの頃はまだそこがなかったから、さまざまな拠点で受講したね。最初は本店で1週間の座学があって、そのあと宇都宮で2週間⋯⋯。あそこでは何をやったっけな。

K.I.

山を登ったんだよ。もちろん、他にも座学とかはあったけど。

F.O.

そうだった!山だ、山。

R.H.

ほとんど初対面同士、5、6人でチームを組んで、胸元にTEMSと書かれた制服を着て頂上を目指した。お弁当の入ったリュックをしょってさ。

K.I.

当時はスマホもなくて、紙の地図を片手にひたすら歩いたっけ。朝9時に出発して17時に戻る予定だったけど、なかなか戻ってこなかったチームもいたりして。

K.M.

目的は社員同士の親睦。とはいえ親睦にしてはなかなかハードだったな。今はもう登山はしないらしいね。まあ、昔だからできたことか(笑)

R.H.

でも、おかげでだいぶ仲良くなった。宇都宮で山を登ったあとも、埼玉の岡部で実技研修が1週間あって、そこでも寝食をともにしたよね。

K.I.

新人研修が終わるときはちょっと寂しかったな。一番仲良くなった同期も青森の支社に行っちゃってさ。

F.O.

ずっと一緒にいたんだもんね。

K.I.

俺は、研修のあとも、近くに配属された同期とは週に1回くらいの頻度で会ってた。たわいない会話をしたり、ときには朝までがっつり飲む夜もあったり。若かったなあ。

K.M.

会わなくなっても、心のよりどころ。何でも腹を割って話せるし。風の便りでいろいろ聞くと「あいつも頑張ってるんだな」と思える。だから、自分も頑張れる。

R.H.

ライバルであり、支え合う仲間。そんな関係でいられるのは、とてもありがたいことだな。

F.O.

って、俺らは何を話してるんだろうか。恥ずかしくなってきた。

それぞれの仕事。それぞれのキャリア。

TOPIC

仕事について

K.M.

俺たちも、気づけば入社14年目。皆は今どんな仕事してる?

F.O.

本店の経営企画部で、中期経営計画の策定や決算資料の作成などに携わっているよ。設備投資関連も担当していて、各支店支社の要望を取りまとめ、必要性を確認するのもミッション。

K.I.

「設備投資」って、たとえばどんなものに?

F.O.

建物から測定器までいろいろだね。建物に投資すれば環境改善に、備品に投資すれば効率改善につながる。TEMSをより働きやすい環境にするために、必要なことだと思っているよ。

K.M.

まさに「縁の下の力持ち」だね。Hも今は本店だっけ?

R.H.

そうだよ。事業統括本部電力部で、変電設備や電車線設備など電力設備全般を担当している。電車線のメンテナンスに使用する「軌陸車」の配備もやっているよ。各支店支社の意見や要望をくみ取って、軌陸車のリース契約の更新計画などを立てるんだ。

F.O.

軌陸車のリースも設備投資の一つ。俺ともたまにやりとりしているな。

R.H.

他にも、設備点検専用の車両「検測車」の走行スケジュールを取りまとめたり、各方面に作業調整をしたり。現場を支援する仕事だね。

K.I.

現場作業を担当している側としては、本当にありがたいよ。Mは?

K.M.

俺は千葉支社で、信号通信設備のメンテナンスをやっているよ。最近、管理職になってさ。だからお客様や工事関係者との打ち合わせもやるし、作業責任者として現場にも出る。とにかくいろいろやってるよ。Iは?

K.I.

大宮支社で、Mと同じ信号通信設備を担当しているよ。契約などの初期段階から、協力会社への発注、現場での施工管理、そして最終的な報告まで、マルチに担当している。

K.M.

14年目ともなれば、それぞれにキャリアがあるね。現場の最前線で活躍している人もいれば、管理業務に取り組んでいる人もいる。共通しているのは、若手の頃に比べて背負う責任も大きくなったってことかな。

F.O.

そうだね。加えて、最近ではJR東日本からの業務移管を請けたことで、設計や設備管理など関与する範囲も拡大していて、TEMSが担うミッションも数年前と比べて一段と重要度が高くなってきた。

R.H.

個人としても、会社としても、責任が大きくなってきたということだね。その分、若手の頃以上にやりがいも感じられるようになった。

笑顔の原風景。

TOPIC

印象的なエピソード

R.H.

じゃあ、次は印象に残っている仕事について話そうか。

K.I.

印象的な仕事かあ。やっぱり、2019年夏の台風かな。あの夏、強力な台風が千葉の房総半島に上陸して、俺たちTEMSは復旧作業に携わった。

F.O.

建物被害や倒木。とにかく甚大な被害だった。

K.M.

現地は電気も水道もガスも通じない状況。もちろん鉄道、そしてその電気設備にも大きな影響が出てしまっていた。関東のあらゆる支社が総動員で千葉支社の救援に向かったんだよね。

R.H.

当時俺は神奈川の平塚の拠点にいて、そこから千葉に向かったんだけど、現場は本当に真っ暗だった。湾の向こうに見える、東京の明かりがまぶしいくらいに。

F.O.

俺は千葉支社で働いていたこともあったから、現場に向かっている最中も不安で仕方なかった。救援の拠点となった木更津のサービスセンターに着いた頃には、あらゆる支社の車両が数十台集結していて、食料や燃料など必要なものが集められていたことには驚いた。

K.I.

TEMSの結束力を身に染みて感じた。

K.M.

仕事は一人ではできない。チームがあって初めて成り立つ。同期はもちろん、先輩も後輩も、支え合う存在の大切さを痛感したな。

K.I.

とりわけ印象深いのは、駅の電気設備の復旧作業をしているときに、近くにお住まいの方がねぎらってくれたこと。「わざわざありがとう」と、笑顔で感謝の言葉をかけてくださった。自分たちの家はまだ停電していて、家の中も風雨にさらされてしまったにもかかわらず。

K.M.

地域の皆さんが一番つらかったはずなのにね。

K.I.

うん。今でもあの笑顔が胸に残っている。何て言ったらいいか分からないけど、そこには人と人とが励まし合い、助け合う、そんな原風景があったように思う。だから俺たちTEMSは最後までやり遂げることができた。

F.O.

「一刻も早く電車を走らせて、地域の皆さんに希望を与えたい」。その思いがあったから、頑張れたんだな。

R.H.

張りつめた緊張感の中で、作業をして、復旧を遂げたあとの達成感は言葉にならなかった。ただ、そう感じるのは、あのときだけじゃない。TEMSで働いていると、いつも思う。あの充実感があるから、どんな困難な壁があっても乗り越えていける。

K.I.

それもこれも「現場第一線」のTEMSだからこそ実感できる醍醐味だよね。

“誰か”になれる仕事。

TOPIC

伝えたいこと

F.O.

今後は俺たち中堅社員が会社を引っ張っていくことになる。もっとTEMSを盛り上げていきたいね。そのためにも、TEMSの魅力を広く伝えていきたい。一人でも多くの人に、TEMSの未来を担う仲間になってほしい。

R.H.

そうだね。これから入社する人たちに向けて、伝えたいことはあるかい?

K.M.

TEMSでは幅広いことにチャレンジできる。だからこそ、これからTEMSの一員になる人には積極性を持ってほしい。「自分がやってやるんだ」っていう意志をね。

K.I.

あと、責任感を持ってほしいな。TEMSの仕事は、どんな業務であれ、常に「責任」が伴う。厳しい表現になってしまうが、自分の行動に責任を持てる人でなければ、TEMSでは働けない、いや、働いてはいけないと思う。

R.H.

「これでいいや」という少しの油断が、大事故につながるときもあるし、命に関わることもあるからね。

F.O.

そうだな。責任を背負う覚悟は、TEMSで働く人にとって最も大切なことかもしれない。

K.I.

なんかシビアな話になっちゃったな。じゃあ、俺から最後にもう一つ。TEMSは「“誰か”になれる仕事」だということを伝えたい。

K.M.

“誰か”? どういうこと?

K.I.

俺たちみたいに鉄道設備のメンテナンスに携わる人を、誰でも一度は見たことがあると思うんだ。夜の帰り道から見える線路だったり、昼間の駅のホームだったり。現に俺だってTEMSに入社する前にも、さまざまなところでメンテナンス作業員の人たちを見た。そのたびにこう思ったんだ。「名前は知らないけれど、ああいう“誰か”のおかげで鉄道の安心は守られているんだ」と。そして今、その“誰か”に自分はなっている。目立たないし、たまには泥くさいことだってあるけれど、電車の安全な運行に欠かせない“誰か”になっているんだ。これって素晴らしいことじゃないか。

K.M.

思えば、TEMSに入社したのも、安全という「当たり前」を自分の手で守りたい。そんな思いがあったからだったな。

R.H.

うんうん。とにかく人の役に立てる仕事がしたかった。微力ながらではあるけど、今は、当時思い描いた自分になれているって素直に思える。

F.O.

俺は正直、皆みたいに高い志があって入社したわけじゃない。でも、ここで働くうちに「安全を支える」ということの意義や尊さを強く感じるようになった。子どもと散歩していて、踏切を渡っているときなんかに、「パパはここを守ってるんだよ」と胸を張って言っているよ。こんなに誇らしい仕事は他にないと思うな。

K.I.

俺たちの仕事は決して楽じゃない。でも、意義ややりがいをものすごく感じられる仕事。このTEMSならではの醍醐味を一人でも多くの人に知ってもらえたら、これに勝る喜びはないよ。

K.M.

そうだな。俺たちもこれからもっと責任のある立場になっていくと思う。もっと成長して、もっともっと世の中の役に立てればいいな。

R.H.

今日はいろいろと話せて楽しかった。本店の近くにこんな公園があることも分かったし。

F.O.

ポカポカしていて、気持ちがいいな。

K.I.

会えて良かったよ。

K.M.

またこうやって集まれたらいいな。

F.O.

また会おう。皆、それまで元気でな!

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